2012年4月1日に保険法が改正されてから、度々ペイントプロのブログでも触れていたのですが、
Yahoo!ニュースで、ファイナンシャルプランナーの前野彩さんの分かりやすい記事が有りましので紹介させて頂きます。
保険の種類、等級、年齢制限、免責等で違いますが、
お客様で車両保険を使われる方は50%位です。おおよそ20~30万円くらいが車両保険使用の分岐点になります。
以前は10万位が分岐点でしたから、随分変わりました。
レンターカー特約に入っているのに、事故車両が自走できる為に使用出来ないという例も有りました。
保険会社は、少しでも安く直せる(叩ける)下請け指定工場に入庫させようと必死です。
修理でなく買換えを促すディーラーさんも多いですよね。
お客様の為にも、イザという時に頼れる保険代理店、信頼のおける修理工場の確保が大事だと思います。
お客様にとって何が得なのか!どうしたら良いのか?
まずはご相談下さい。一緒に考えさせて頂ければ幸いです。
リサイクルパーツの使用、板金、作業方法は千差万別です。お客様目線の修理方法を提案させて頂きます。
リンク切れも考えられますので、全文紹介させて頂きます。
連休中の事故、お問い合わせはこちらまで。
ご相談は無料です。
ではでは、楽しいい連休をお過ごし下さい。
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「先日、自分で車をぶつけて修理に出した時、ディーラーに『保険を使わないほうがいい』と言われて、結局自分で修理代を払いました。5万円ぐらいでしたが、本当に保険を使わないほうが得であるなら、車両保険に入る必要はないですよね」
筆者がある家庭の家計相談を実施していた際、このような質問をされました。
あなたはどう思いますか?
自動車保険は1年間使わなければ翌年の等級が1つ上がり、それと共に保険料が安くなります。しかし、事故を起こして保険を使うと、翌年の等級が下がり、保険料が上がります。このことは、自動車やバイクを運転する方はよくご存じのことと思います。
では、冒頭の方が自分で車をぶつけた時の修理代を、車両保険特約で賄っていたらどうなるでしょうか? ちなみに、この方が加入していた自動車保険の保険料は年間8万円でした。
保険を使わない場合、今後4年間に支払う保険料の総額は約30万円です。これに対して、5万円の修理代を保険で賄ったと仮定すると、43万円にも跳ね上がります。その差はなんと13万円です。
もしも保険を使っていれば、目先のお金は払わなくて済むけれど、後々の保険料負担が重たくなります。つまり、修理の際に聞いたとおり、保険を使わずに自分で5万円払って修理をしたほうが、その後の保険料は安くなるから、トータルではお得だったのです。
●車両保険に加入する時は、免責額も検討すること
自損事故などで車を修理することになった場合、「車両保険に入っているから、車両保険で直そう」と安易に考えてしまいがちですが、まずは今加入している保険会社に、「車両保険を使ったら、どれぐらい保険料が増えますか?」と聞いてみましょう。その後に支払う保険料も計算した上で、保険を使って直すのか、それとも自分のお財布から修理代を出すのかを考えても遅くはありません。
とはいえ、もしもの時のために保険に入っているのに、保険料は払いながら実際は使わないとなると、もったいない気がするかもしれません。
そこで、車両保険に加入すると決めたら、「免責額をいくらにするか」ということも検討してください。
免責とは、保険会社が支払いを免れるということ。免責額0円なら契約者の自己負担は0円、免責額10万円ならば10万円までは自分で負担し、修理代が10万円を超える場合は、その超えた金額を保険会社が負担するということになります。つまり、5万円程度の修理代を自分で負担するのであれば、最初から免責額を5万円や10万円などに設定しておけば、保険料は若干ながら安くなるのです。
目の前の出費だけではなく、保険を使った後の保険料も考慮に入れて車両保険をご検討ください。
前野彩/ファイナンシャルプランナー